コバンのひ・み・つ♪

以前、「コバンザメ」のお話をしましたが、今日はその名前の由来ににもなっている「コバン」の秘密に迫りたいと思います！
コバンザメは、大きな生き物にくっついて生活していることで知られています。では、どうやってくっついているのでしょうか？
実は、頭の上には背びれが変形した小判型の吸盤があります。その吸盤には板状のヒダがあり、普段はそのヒダは後方に倒れているのですが、くっつく時はそれを起こします。そうすることで、接着面の内側が真空に近い状態になりくっつくことができるのです。
ジンベエザメにもくっついている様子が観察できますが、「コバン」を、より間近に観察できる水槽があります！そこは、小さな水槽がたくさん並ぶ「サンゴ礁への旅 個水槽」。コバンザメがアクリル面に上手にくっつく様子が観察できますよ！