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- 2016年05月18日
本物?偽物?
突然ですが、こちらの写真をご覧ください!

大きな岩を軽々と持ち上げる飼育員。
沖縄美ら海水族館の飼育員は日々、
特殊な訓練を受けているためこんなことが可能なんです。
というのは冗談で、
実はこの岩、中が空洞なんです。

これは水族館や動物園などで多く使われている人工の岩、「擬岩」とよばれるものです。
さきほどの岩が本物なら、なんとか数人で持ち上がる重さですが、
大水槽に使われているような大きさだと、そうはいきません。
クレーンなどの重機を使っても、大変な作業になってしまいます。
そこで、こういった人工の岩が広く用いられているんです。
また、各水槽に合わせた形・大きさを自由に作成できるのも大きな利点ですね。
ちなみに、「熱帯魚の海」水槽の、赤い矢印で指されている岩ですが…

上側はこのような感じになっています。

人工物と言っても、沖縄美ら海水族館が開館しておよそ14年間、水槽の中に沈みっぱなしなので、
擬岩の表面には藻類や石灰藻などが付着し、自然の岩に限りなく近くなっています。
水族館を訪れた際には水槽の岩にも注目してみて下さい。
本物の岩か、そうでないか。あなたは見分けることができるでしょうか?

大きな岩を軽々と持ち上げる飼育員。
沖縄美ら海水族館の飼育員は日々、
特殊な訓練を受けているためこんなことが可能なんです。
というのは冗談で、
実はこの岩、中が空洞なんです。

これは水族館や動物園などで多く使われている人工の岩、「擬岩」とよばれるものです。
さきほどの岩が本物なら、なんとか数人で持ち上がる重さですが、
大水槽に使われているような大きさだと、そうはいきません。
クレーンなどの重機を使っても、大変な作業になってしまいます。
そこで、こういった人工の岩が広く用いられているんです。
また、各水槽に合わせた形・大きさを自由に作成できるのも大きな利点ですね。
ちなみに、「熱帯魚の海」水槽の、赤い矢印で指されている岩ですが…

上側はこのような感じになっています。

人工物と言っても、沖縄美ら海水族館が開館しておよそ14年間、水槽の中に沈みっぱなしなので、
擬岩の表面には藻類や石灰藻などが付着し、自然の岩に限りなく近くなっています。
水族館を訪れた際には水槽の岩にも注目してみて下さい。
本物の岩か、そうでないか。あなたは見分けることができるでしょうか?