【魚の個体識別~サメ・エイ類~】

みなさん、はいさい!
飼育している魚の中には、健康状態や妊娠診断のため定期的に採血やエコー検査を実施している個体がいます。しかし、そのためにはそれぞれを識別しなければなりません。
今回は、定期検査を行っている生き物の中から3種類についてそれぞれの識別方法をご紹介します。
まずジンベエザメですが、オスとメスの2個体を飼育しているため、オスがもつクラスパー(いわゆる交尾器)で判別できます。しかしそれだけではなく、胸ビレより上の部分の白い斑点模様の数や位置で見分けることもできます。


オスについているクラスパー(交尾器)

オスのジンベエザメ

メスのジンベエザメ

続いてナンヨウマンタです。
ジンベエザメと比べると飼育数が多く見分けるのが大変かとも思われますが、実は非常に簡単です。
ナンヨウマンタはお腹側の模様がそれぞれ違うため、模様によって識別しています。
   

最後にトラフザメです。
トラフザメは黒い斑点模様が特徴的なため、その模様で見分けます。さらに、交尾のときにオスがメスに咬みついてできた傷なども見分けるための特徴となります。



このように、模様や傷などで個体識別を行い、定期的な検査を行っています。
水族館に遊びに来た際には、ぜひそれぞれの違いなども探してみてくださいね!