【三線を弾くクラゲ】

みなさん、はいさい!
今日3月4日は、何の日だと思いますか?
正解は、語呂合わせから「三線(さんしん)の日」です。三線は三味線に似た沖縄の楽器です。
サンゴ礁への旅・個水槽の小さな生き物のコーナーでは、この三線にちなんだ新しいクラゲの展示を始めました。




和名は「コモチカギノテクラゲモドキ」です。実はこのクラゲ、沖縄で発見されて昨年の2017年11月に名前が付けられたばかりの新種のクラゲです。
大きさは傘の直径が5mmほどの小さな可愛らしいクラゲです。夜行性で昼間は海底で海藻や岩などにくっ付いているようで、夜になると泳ぎだします。夏の夜に港などでも採集できます。本州に生息しているコモチカギノテクラゲに見た目は似ていますが、触手の数などが違います。また、触手の先端付近に付着器があり、そこからかぎ状に折れ曲がっています。


なぜこのクラゲが三線と関係があるのかというと、かぎ状の触手の様子が三線を弾く指に見えるので、沖縄らしく学名にScolionema sanshin と『さんしん』の名が付けられたんです。なかなか素敵な学名だと思いませんか。

和名はどの仲間なのか分かりやすくするため、コモチカギノテクラゲモドキと名付けられましたが、水族館では親しみを込めて“さんしんくらげ”と呼びたいなと思っています。この機会に“さんしんくらげ”をぜひ見に来て下さいね!

※展示にあたり琉球大学熱帯生物研究センター瀬底研究施設の戸篠祥博士にご協力いただきました。
※生物の状況により予告なく展示を終了することがあります。予めご了承ください。