【リョウマエビ】

みなさん、はいさい!
本日ご紹介するのは、深海に生息する「リョウマエビ」です♪



触角付近が特にトゲトゲしているリョウマエビ

触角付近がトゲトゲしていてかっこいいリョウマエビですが、このたくさんのトゲがある触角の付け根付近には、音を出すための鳴音器(めいおんき)という器官があるんです。この鳴音器をこすり合わせることで、ギィギィといった威嚇音を出すことができるんですよ!
鳴音器について詳しくはコチラ→2019年9月16日投稿【ハコエビのギィギィ音】

さて、「リョウマエビ」という和名は、土佐湾で採集された個体が新種となったことから、土佐出身の志士「坂本龍馬」にちなんで名づけられました。
トゲトゲだけでなく、名前の由来もかっこいいですね!
当館で飼育している個体は、2009年5月に沖縄県伊江島沖の水深340m付近から「カゴ採集」で採れました。
カゴ採集では、直径60cm程度のカゴに餌を入れて海底に沈め、翌日に回収することで、餌の匂いにつられてカゴに入った生き物を採ることができます。

カゴ採集/カゴを海底に沈めるところ

さて、このリョウマエビ、ROV(無人潜水艇)による深海調査では何度も発見しており、比較的生息数が多いようなのですが、実は採れたのは2009年の1回きりなのです。

ということは、なんとこのリョウマエビ、10年以上も当館で飼育され続けていることになりますが、寿命はどのぐらいなのでしょうか?
 
実は海の生き物の寿命は、まだまだ解明されていないものがほとんどなのですが、今回ご紹介したリョウマエビも、水族館での飼育を通して寿命や生態など明らかにしていければ良いなと思っています。
飼育年数25年のオスのジンベエザメ「ジンタ」のように、これからも健康に長生きしてもらえるよう、しっかりお世話をしていきたいと思います。