【水槽が白い?!】

みなさん、はいさい!
さて、当館で一番大きな「黒潮の海」大水槽。こちらの水槽は、ジンベエザメマンタが暮らす沖縄の沖合の海を再現しているのですが、これだけ大きいのに透明度の高い水槽、というイメージはありませんか?


この写真は朝の水槽です。奥には美ら海シアターの観覧窓も見えます。
 
しかし、1日数回、この水槽が白く濁って透明度が悪くなる時があります。
それは餌やり直後です。

これは餌やり直後の写真ですが、先ほどのものと見比べるとかなり濁っていることが分かると思います。美ら海シアターの観覧窓も見えません…
 
実はこの濁りは、主にジンベエザメの餌の食べ方に関連するようです。
ジンベエザメは餌となる小さな動物プランクトンを周りの海水ごと豪快に吸い込みます。その後、エラの内側にあるこし取り器を使ってエサをこし取り、余分な海水はエラから出します。この食べ方を「ろ過採食」といいます。

エラから濁った海水が出ていますよね?これが主な原因です。
 
では、どのように透明度が良い水槽に戻るのか?
給餌直後はエアレーションを行っています。

このエアレーションを行うことにより、水の循環および水中に漂う餌のカスなどを細かい気泡に吸着させ、水面から水槽外へ排出しています。
さらに、この大きな水槽の海水は、約2時間で入れ替わりますので、その後透明度の良い水槽へ戻ります。
 
もし「黒潮の海」大水槽が白く濁っていたら、きっと餌後ですので、温かい目で観察してくださいね。