【なるべく身軽に暮らしたい?】

みなさん、はいさい!
突然ですが、みなさんは出かける時に何を持っていきますか?
財布に携帯電話、家のカギ、今の季節は飲み物なんかも欠かせませんね。
という風に、少し出かけるだけでも何かしら持っていくものが多い現代ですが、今日は深海コーナーで「ナニカ」を持っている生き物を紹介します。

トウヨウホモラ
 
先日の美ら海だより(6/4投稿「たまにはいろんなところに出かけたい?」)で紹介したトウヨウホモラは、常にナニカを持っている代表的な生き物なのですが、このカニと似た種類で「オオホモラ」というカニがいます。

オオホモラ
 
ホモラ科というグループに属するカニで、名前のとおり大型に成長し、成長すると甲らの長さが10cmを超えます。

このカニも、トウヨウホモラと同じく、背中側にナニカを背負うための脚を持っていて、自然の海ではサンゴや海綿動物などを背負い、身を隠すのに役立てているようです。
しかし!!現在水族館で飼育しているオオホモラは、ここ何ヶ月も(下手したら1年以上?)ナニカを背負っているところを見たことがありません!


写真のように、なんでもつかんで挟める立派な脚があるのに・・・なぜ??
やはり、自然の海と違い、外敵のいない安全な水槽内だとナニカを背負って身を隠す必要がないからでしょうか?
それとも殺風景な水槽内で、ナニカを背負っていると逆に目立ってしまうと考えたんでしょうか??
真相は定かではありませんが、展示水槽に併設している解説パネルで「ナニカを背負い身を隠します云々」と紹介している手前、ちゃんと背負ってくれないと飼育員の面目丸つぶれなんですが(汗)