【新米飼育員のお仕事レポート⑤ 水槽の掃除編】

みなさん、はいさい!
新米飼育員のOです。
 
今回は予備水槽の掃除についてご紹介したいと思います。
 
前回(8/10投稿【新米飼育員のお仕事レポート④サンゴの引っ越し編】)もお話ししたように、当館のバックヤードには多くの予備水槽があり、水族館で生まれた生き物、次の展示として控えている生き物、病気で治療中の生き物などを飼育しています。
これらの水槽も、展示水槽と同様に放っておいてしまうと汚れたり、コケが生えてしまうため、特に汚れが目立ってくると水槽をまるごと大掃除することもあります。
 
今回はこちらのサンゴ礁にすむ魚たちの水槽を掃除しました。
また、水槽内には魚たちの隠れ家として作製した偽物の海藻(下の写真の中央部分の黒いものと水色のものです)も入っています。


まず初めに水槽内の魚たちにダメージを与えないように別の水槽に移します。同時に水槽内の水を抜いていき、水槽を空にします。
移動には、魚たちの体表が傷つきにくい素材で作製した道具(当館では「ゆりかご」と呼んでいます)を使います。
このゆりかごを使い、魚の逃げ道をふさぐように追い込んでいきます。


そして、魚を追い込んだ後に、ゆりかごの中の水を少し抜いて(意外と重くなってしまうので)、すくい上げて移動させます。
イメージはダイナミックな金魚すくいでしょうか。
すくい上げた後は、素早く移動先の水槽へ!


急ぎながらも魚たちにストレスを与えないように慎重に取り上げ、移動させます。
水槽の水を抜いた後は、スポンジ等を使って水槽壁面と底の汚れを掃除します。


そして偽物海藻もコケや餌の残りなどで汚れているので忘れずにしっかりと掃除します。
作業すること数十分………

すっかり水槽がキレイになりました(写真ではわかりにくいですが、壁面がツルツルになりました)。
 
バックヤードの水槽は掃除だけでなく、魚たちの移動が思った以上に大変で、素早く、そして優しく魚たちを取り上げることは意外と難しい作業でした。
 
それでは、次回もお楽しみに!