【黒潮水槽マスターになりたいな!第二弾】

みなさん、はいさい!
「黒潮の海」大水槽の色々な生き物の紹介、第二弾です!
今回は沖縄県の県魚にもなっている「タカサゴ(グルクン)の仲間」について紹介します。

沖縄で「グルクン」と呼ばれる魚は実は1種類ではありません!
水槽には現在6種類のグルクンを展示しています。


ここに写っているのは、タカサゴ(カブクワーグルクン)クマササハナムロ(ウクーグルクン)です。県魚になっているのは、尾ビレの先っぽが黒いのが特徴のタカサゴ!
唐揚げがとても美味な魚です!


そしてこちらはハナタカサゴ(コージャヒラー)。方言にはグルクンとも入っていなく・・・黒潮水槽でも水槽の角にいたり、シートの裏にいたり(-_-;)・・・なかなか姿を確認できない魚ですが、沖縄ではグルクンの仲間に分類されています。


この写真にも2種類います。
ウメイロモドキ(アカジューグルクン)ササムロ(ヒラーグルクン)です。
ウメイロモドキはアクリル前でよく群れており、黄色と青がとても鮮やかなのでよく目立ちます。
そして・・・最後に紹介するグルクンはこちら!

あれ?ウメイロモドキじゃん!!
と思いましたか??
一見、見分けがつきませんね。
実はこれ、「ユメウメイロ(シチューグルクン)」という魚です!!ややこしい・・・
大きな違いは、ウメイロモドキよりも体高が高いです。
 
そしてさらにややこしいことに!ウメイロという魚もいます!

ウメイロも見た目は上記2種にそっくりですが、フエダイ科という別のグループの魚です。深海に生息しており、当館では深海コーナーで展示しています。
 
今回はグルクン達のややこしい話を紹介しましたが、黒潮水槽のウメイロモドキとユメウメイロを見分けられたあなたは、もう黒潮マスターといっても過言ではない・・・!!
たまに飼育員でも迷う2種・・・ぜひ探してみてください!!
 
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