【美ら海生まれの子どもたち】

みなさんハイサイ!
沖縄美ら海水族館では水族館生まれの子どもたちが続々登場しています!
 
「サンゴ礁への旅個水槽」の縦長の水槽では、トラフザメの仔ザメを見ることができます。

昨年の秋に産まれた個体で、大きさは60cmほどです。
おとなは2.5mほどになるのでまだまだ小さいですね。
成長すると見た目も大きく変わり、白黒のしま模様からベージュ色のまだら模様になります。
サメの仲間ですが甲殻類や貝などを食べるため、鋭い歯を持っておらず、かわいらしい顔をしているのでよく見てほしいです。
 
「サンゴ礁への旅個水槽」の小さな水槽が並ぶコーナーでは小さなハタゴイソギンチャクカクレクマノミにも会えますよ。

実はイソギンチャクもクマノミもどちらも水族館生まれで、なんとハタゴイソギンチャクは世界初の繁殖に成功した種類なんです!
カクレクマノミの子どもは3月に孵化したばかりでとっても小さくてかわいらしいですが、ぜひ、ハタゴイソギンチャクにも注目してみてくださいね!
 
最後にご紹介するのは水族館出口の「琉球弧の水辺」で見ることのできる、クロイワトカゲモドキです。

クロイワトカゲモドキは日本では沖縄本島とその周辺のみに生息するヤモリの仲間です。
残念ながら環境開発や違法採集などによって、生息数が減っている種類です。
当館では飼育・繁殖の為の研究として特別な許可を得て捕獲した個体を親として、飼育下での交尾・産卵・孵化に世界で初めて成功しました!
生まれたときから約5cm成長し、現在は12cmほどに大きくなりました!

眼がクリクリでとってもかわいらしいですし、希少な生き物ですので、水族館にお越しの際には是非ご覧ください!
 
このほかにもハナイカクロウミウマなど水族館生まれの子どもたちが続々登場していますので、こちらのマークを目印に探してみてくださいね!

※生物の状況により展示を終了することがありますので、予めご了承ください。
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