【水族館のお掃除】

みなさん、はいさい!
5月30日は語呂合わせで、「ゴミゼロ」の日となっているのは、ご存じの方も多いのではないでしょうか?沖縄県内の各地でも、ビーチクリーンイベントなどが行われます。当館でも定期的に地域の海岸を清掃しているんですよ。(「4月26日の美ら海だより)参照
 
さて今回は、水族館内でのお掃除にまつわる作業をご紹介します。


まずは「黒潮の海」大水槽を上から見ることができる、黒潮探検エリアのお掃除です。通路の端にある窓からは、水族館周辺施設(ウミガメ館マナティー館)や、水族館の目の前に広がる海を一望することができます。
晴れた日の夕方には、伊江島に沈む夕日を見ることができるおすすめスポットです。

実はこの場所、海風の影響を直に受けるので、風が強い日などには、窓が汚れてしまいます。そこで、定期的にお掃除が必要になります。

ある日、いつものように見回りをしていると、窓の外に長い棒のついた道具が出てきました。
 
窓の掃除が始まったようです。

下を覗き込むとこのように作業していました。


横から見るとこのような感じです。

窓の位置が高いので、男性スタッフが身長の3倍くらいの長さの柄がついた道具を使っていました。このような道具を使って掃除することで、お客さまにキレイな景色を見ていただけるというわけです。
 
 
次は、「黒潮の海」水槽のあるものの掃除です。
それが、こちらです。

これは、何をしているかと言うと、水槽を照らしている照明のお掃除です。照明の上にホコリが溜まってしまうこともありますので、こちらも定期的に行う作業となります。水槽にホコリが落ちないように、シートを広げてお掃除・・・。
生き物を飼育する水槽周りの作業は、色々と気をつかいます。
 
ちなみに、水槽の上に架かっている橋は、作業に合わせて動かす事ができます。照明の掃除の時は、橋を端の方へ寄せて作業していることがありますが、これは、あまり見ることができない光景なんですよ。
 
今回は水槽の中ではなく、周辺のお掃除の様子をご紹介しました。水族館には、まだまだ独特の方法で掃除をしている所があります。また次回、紹介したいと思います。
 
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