【飼育員が惚れる！？カッコイイ生物】

みなさんハイサイ！　飼育員のJです。
本日は水族館の「黒潮の海」大水槽にいる、飼育員オススメの生物をご紹介します！
 
大水槽では「ジンベエザメ」や「ナンヨウマンタ」などの大型の魚が大人気ですが、他にもマグロやアジの仲間など注目度の高い魚達を観察することが出来ます。そんな中、今回ご紹介したい魚は、昨年展示に成功した「ヨコシマサワラ」です。


この魚は「サワラ」によく似ていますが、体に多くの横縞模様があることが大きな特徴です。頭の先が鋭くとがった細長い体の美しいフォルムと、独特の模様に心奪われることが度々あるのは私だけ！？



本種は鱗がとても小さく擦れなどのダメージに弱い為、展示成功に向けた輸送方法の試行錯誤を何度も繰り返してきました。そんな飼育員の努力の甲斐あって、この度、無事に大水槽に運ぶことに成功しました！！現在、2匹のヨコシマサワラが悠々と水槽内を泳いでいます。特に表層付近を泳いでいることが多いですよ。
しかも実は日本初展示！
水族館などで生きた姿を見られるのは、ここ沖縄美ら海水族館のみなんです。
ご来館の際は、とても珍しい本種の泳ぐ姿をお見逃しなく！！