【ハリセンボンは針千本?】

みなさん、はいさい!
 
だんだんと夏の気配が近づき、これから海遊びに出かける機会も多くなるのではないでしょうか?
本日は、海の玄関口であるイノー(サンゴ礁に囲まれた浅い海)に棲む生き物たちを展示している、「イノーの生き物たち」水槽の紹介をしていきますね♪


この水槽でまず目を惹くのは、鮮やかな青い色をした「ルリスズメダイ」です!

水槽を眺めているお客さんからも、「あ!あの青い魚、海で見たよね!」という声がちらほらと聞こえてきます。

その他、注目を集めている生き物と言えば・・・

フグの仲間「ハリセンボン」です!
フグの仲間には危険が迫ると体を膨らませて身を守る種類がいますが、ハリセンボンはただ体を膨らませるだけでなく、体を膨らませると同時にトゲを立て、イガグリ状の姿になって身を守る習性を持っているんです。


ちなみに下の写真はハリセンボン1匹分のトゲで、数えてみると全部で325本ありましたよ。


名前には「針千本」と付いていますが、実際のトゲの数は、名前の1/3ほどしかないんですね...。
 
飼育員N(´-`).。oO「深海には1000本以上のトゲを持つハリセンボンもいるんだけどね…(ぽそっ)」
【嘘かまことか。真実は確かめてみなければ分からないのだ】 | 美ら海だより | 沖縄美ら海水族館 - 沖縄の美ら海を、次の世代へ。- (churaumi.okinawa)
 
…気を取り直して、最後に紹介するのは「オオイカリナマコ」という、全長2mほどにもなるナマコの仲間です(展示個体は現在全長120㎝)。

写真ではなかなか伝わりづらいのですが、実物の生きた姿は迫力満点ですよ!!
その見た目から、「これってウミヘビですか??」とよくお客様から質問をいただくこともある、注目度の高い生き物です( ゚Д゚)ノ
ウミヘビと間違われることの多い迫力の姿は、ぜひ水族館で実際にご覧くださいね♪
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