お知らせ
2024年07月07日 展示情報
タツノオトシゴの日に合わせて今年生まれた幼魚との親子展示を始めました。
沖縄美ら海水族館では、世界的に生息数が減少しているタツノオトシゴの仲間「クロウミウマ」の繁殖に取り組んでいます。
岸近くの藻場などに生息するタツノオトシゴの仲間。尾部を海藻等に絡ませ垂直に立ち、甲殻類や小魚を吸い込んで食べる。5月頃からメスがオスの育児嚢に産卵をし、稚魚はオスの育児嚢から出てくる。
サンゴ礁への旅 個水槽「サンゴ礁の小さな生き物」
2024年7月7日(日)~
※生物の状況により展示を終了することがあります。
タツノオトシゴの仲間のクロウミウマは、生息環境の悪化や乱獲・混獲などにより生息数が減少していることから、ワシントン条約により国際取引が規制されると共に、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストにおいて危急種に指定されています。沖縄美ら海水族館では、本種の保全のため、繁殖を通した生態研究に取り組んでいます。