お知らせ

2025年08月01日 展示情報

木の葉にそっくり?!水族館生まれのヘコアユを展示しました

沖縄美ら海水族館の入口すぐ、「イノーの生き物たち」水槽にて、水族館生まれの「ヘコアユ」が仲間入りしました!
 

ヘコアユ
学名:Aeoliscus strigatus

 

サンゴ礁や海草藻場などの浅い海域に群れで生息する、タツノオトシゴに近い種類の魚です。通常は頭を下にした独特の「逆立ち泳ぎ」の姿勢で行動します。その体は木の葉のように薄く、沖縄の方言では「キーヌハーイユ(木の葉魚)」とも呼ばれています。

展示場所

イノーの生き物たち

展示個体

2025年6月生まれ(全長約2cm)
10個体程度

展示期間

2025年8月1日〜
※生物の状態により、展示が終了する場合がございます。
 


ヘコアユは、自然下で比較的よく見られる種類ですが、飼育下での繁殖例は非常に少なく、大変貴重です。
水族館で観察された繁殖行動は、午後4時ごろから日没にかけて行われ、複数の個体が小さな円を描くようにクルクルと回りながら泳ぎ、その後に放卵しました。
ふ化直後の仔魚は横向きの姿勢で泳ぎますが、全長5mm程に成長すると、本種の特徴である「逆立ち泳ぎ」に変わります。
さらに1か月後には全長は約10mmに達し、群れで行動するようになりました。


ご来館の際は、水族館で生まれ育ったかわいらしいヘコアユたちの、ユニークな泳ぎをぜひご覧ください。

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