お知らせ
2019年05月17日 展示情報
このイベントは終了しました
沖縄美ら海水族館では5/18(土)より『サンゴの卵と幼生観察会』を開催します。
産卵の様子の動画や、水槽内で誕生し育成した稚サンゴを展示いたします。
この時期ならではの展示となりますので、是非この機会にご覧ください。
2019年5月18日(土)~6月30日(日)(開館時間内)
沖縄美ら海水族館3F「サンゴの海」水槽前
※サンゴの産卵はみられません。また、サンゴの卵と幼生は標本展示となります。
(期間中に水槽内での産卵があれば、幼生の生体展示を行います。)
入館料のみ
【サンゴの放卵放精】
沖縄では例年、5月~6月の大潮前後にサンゴ(ミドリイシの仲間)の産卵が見られます。
サンゴは、卵と精子の入った「バンドル」と呼ばれるカプセルを放出し、これが海面ではじけて交じり合うことで受精します。
【サンゴの幼生/定着】
受精した卵は、2~3日後にプラヌラ幼生に変態、1週間ほどかけて移動し定着します。
定着後は、その場所で一生を過ごします。
ウスエダミドリイシの場合、定着直後の大きさは約1mmの大きさでポリプの数もひとつしかありませんが、1年後には約30mm、2年後には約70mmに成長していきます。