お知らせ
2021年11月09日 展示情報
2001年にマナティー館で産まれたアメリカマナティーの「ユマ」が今年の10月で20歳になりましたのでお知らせいたします。
<アメリカマナティー>
大西洋地域の河・湖・海に生息する植物食性の哺乳類。
ワシントン条約Ⅰ種に分類されている希少な種。
当館では、1990年に国内では初となるマナティーの繁殖に成功。
ユマで2例目、今年6月に誕生した仔マナティーで3例目の繁殖例となる。(国内で唯一の繁殖)
≪ユ マ≫
誕生日:2001年10月13日23:20
(誕生時:推定体長:115㎝ 推定体重:28㎏)
性 別:メス
個体名:ユマ
体 長:303cm
体 重:707kg(令和3年9月現在)
一般募集により父獣「ユカタン」と母獣「マヤ」から一文字ずつとって「ユマ」と命名された。
「ユマ」は2001年10月13日にマナティー館にて誕生したメス個体です。メキシコ政府のご厚意により寄贈された母獣「マヤ」の第一仔であり、国内繁殖個体として最長飼育記録を更新中です。
この20年間、病気をすることもなく食欲旺盛で元気に育ちました。人懐っこい性格の「ユマ」は、現在も持ち前の愛嬌で、たくさんの人に癒しを届けています。当館としては、今後、ユマの繁殖を期待しているところです。
沖縄美ら海水族館を管理運営する沖縄美ら島財団では、引き続きアメリカマナティーの飼育や研究を通して、成長に伴う体長や体重、血液値等の貴重なデータを蓄積し、野生マナティーの保全に寄与していきたいと考えております。