お知らせ
2022年05月08日 展示情報
※本種の展示は終了しました
沖縄美ら海水族館では、当館初展示となる大型のホヤ「ボウズボヤ属の一種」の展示を開始しました。
ボウズボヤ属の一種
学名:Diazona sp.
沖縄本島周辺の水深90m付近で発見したホヤの仲間です。
群体の高さが25cmを超える巨大な種類ですが、当館が過去14年間に行ったROV(小型の無人潜水艇)調査で採集されたのは、今回が初めてのことです。
本種は、体の下端部で礫(れき)混じりの砂底に突き立ち、周囲の海水を体内に取り込み、有機物を濾しとって餌としています。
体表には無性生殖により発芽した個体(個虫“こちゅう”)が密集し、群体を形成しています。
沖縄美ら海水族館「深海の小さな生き物」
1群体
※生物の状況により展示を終了することがあります。