お知らせ

2023年02月23日 展示情報

トゲだらけのカニ「トゲハリセンボン」深海コーナーに初登場!数えてびっくり!トゲの数は「1426本!」

体に1426本のトゲ(針)を持つカニの仲間「トゲハリセンボン」の展示を開始しました。
 

トゲハリセンボン
トゲハリセンボン
学名:Pleistacantha cervicornis

クモガニ科ハリセンボン属の一種で、甲長2cmほどの小型種。甲や脚の表面に生えた、多数のトゲが和名の由来。長崎県や土佐湾、東シナ海の水深120-400mに分布する。これまでの記録から、11月から2月の冬季に抱卵することが確認されている。

魚類の「ハリセンボン」

ハリセンボンと聞くと、魚類の「ハリセンボン」を思い浮かべる方がほとんどだと思いますが、、、

 

カニの「トゲハリセンボン」

実はカニの仲間にもハリセンボンと名前に付く種類がいるんです。

魚類の「ハリセンボン」は、名前に針千本と付いているものの、実際のトゲの数は「350本」ほど。それに対し、カニの仲間の「トゲハリセンボン」は「1426本」と、その名前以上のトゲを持っています。
このトゲは身を守る他、餌を集めるのにも役立っているようで、飼育下ではサンゴの枝など潮の流れが良い場所に登り、流れてくるプランクトンを体表のトゲや剛毛で捕らえて食べる姿が確認できました。

展示場所

沖縄美ら海水族館「深海の小さな生き物」

展示個体

2個体(オス1個体、メス1個体)

展示期間

2023年4月上旬まで(予定)
※生物の状況により予告なく展示を変更することがあります。

このページに関するお問い合わせ先

沖縄美ら海水族館

TEL:0980-48-3748FAX:0980-48-4444

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