お知らせ
2023年05月03日 展示情報
沖縄美ら海水族館初展示！国指定の天然記念物「リュウキュウヤマガメ」「オキナワイボイモリ」を琉球弧の水辺コーナーで展示中！
沖縄美ら海水族館ではこの度、天然記念物「リュウキュウヤマガメ」「オキナワイボイモリ」の展示を開始しましたのでお知らせいたします。
≪リュウキュウヤマガメ≫
学名：Geoemyda japonica
英名：Okinawa black-breasted leaf turtle
沖縄県の固有種で、沖縄本島・久米島・渡嘉敷島にのみ生息する。甲羅は細長いドーム状で、落ち葉のように見えることもある。森林や渓流の近くに生息しており、ミミズや陸貝類を食べる。現在、ワシントン条約・国の天然記念物・環境省の国内希少野生動植物種などに指定され、様々な法律で保護されている。
≪オキナワイボイモリ≫
学名：Echinotriton andersoni
英名：Anderson's crocodile newt
2022年に奄美大島・徳之島の個体群と沖縄の個体群が別種となり、沖縄に生息するものは、オキナワイボイモリの和名になった。背中のコブ状の隆起は肋骨が変化したもの。同じく沖縄県に生息するシリケンイモリと比べて陸上生活に適応した種類。沖縄県指定の天然記念物・環境省の国内希少野生動植物種に指定されている。
上記2種は、環境省の「認定希少種保全動植物園等」制度（当館は2022年4月11日認定）の対象にもなっている在来固有種で、捕獲・飼育が禁止されています。当館では、認定制度に基づき、環境省からの依頼を受けて沖縄県内で保護された個体、他園館で繁殖された個体を特別な許可を得て飼育しています。
-
只今、琉球弧の水辺コーナーにおいて、生息環境を模した水槽で展示中です。
世界でも沖縄県にしか生息していない希少な生物の姿を是非ご覧ください。 
展示水槽の様子
展示場所
水族館1階「琉球弧の水辺コーナー」
展示個体
リュウキュウヤマガメ 1個体
オキナワイボイモリ 2個体
展示期間
2023年5月2日（火）～
※生物の状況により予告なく展示を変更することがあります。
関連記事
ピックアップ
