お知らせ
2023年07月02日 展示情報
※この展示は終了しました
沖縄美ら海水族館ではこの度、10年ぶりに「オオウミヒドラ科の一種」の展示を開始しましたのでお知らせいたします。
サンゴやイソギンチャクと同じ刺胞動物の仲間。うすい紫色の糸状の触手を花のように広げ、小さなプランクトンを餌として捕まえる。橙色をした体の下端は砂泥底に埋まっており、潮通しのよい海底に生息する。展示個体は高さ約15㎝。
今回10年ぶりに展示を開始したオオウミヒドラ科の一種は、2023年6月に当館所有の無人潜水艇ROVの調査において、沖縄本島沖の水深217mの砂地から採集されました。当館のROV調査でオオウミヒドラの仲間を確認したのは、今回が初めてとなります。また、ROVのマニュピレーター(ロボットアーム)とスラープガン(吸引装置)を用いた捕獲にも初めて成功しました。
生きた状態で展示されることのほとんどない貴重な深海生物「オオウミヒドラ科の一種」を、ぜひこの機会にご覧ください。
沖縄美ら海水族館「深海の小さな生き物」
2023年6月29日~
※生物の状況により予告なく展示を変更することがあります。
1個体(高さ:約15cm)