お知らせ

2023年11月02日 展示情報

水深1000mで採集に成功!稀種「アシボソシンカイヤドカリ」の展示開始

※この展示は終了しました

沖縄美ら海水族館ではこの度「深海の小さな生き物」コーナーにて、非常に珍しいヤドカリの仲間「アシボソシンカイヤドカリ」の展示を開始しましたのでお知らせいたします。

アシボソシンカイヤドカリ
≪アシボソシンカイヤドカリ≫
学名:Parapagurus furici

 沖縄では水深600~1000m付近に生息するヤドカリの仲間。通常ヤドカリの仲間は貝殻を背負いますが、本種は枝分かれした形のスナギンチャクを宿にするという変わった生態が特徴です。低水温の環境で暮らすため、展示水槽内においてもじっとしていることが多いです。

 本種はスナギンチャクと共生する珍しい生態が特徴です。当館の深海カゴ採集で、水深約800~1000m(水温約5℃)という環境から採集されました。11月に開館21周年を迎えた当館でも、これまでに展示に成功したのは2009年と2016年の2度のみです。
生きた姿を見られる機会がほとんどない貴重な深海のヤドカリを是非この機会にご覧ください。

 

展示場所

沖縄美ら海水族館「深海の小さな生き物」

展示数

2個体(大きさ約5㎝)
※生物の状況により展示を終了することがあります。

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