お知らせ
2023年12月28日 展示情報
沖縄美ら海水族館では5年ぶりに「イトマキエイ」の展示を再開しました。
また、この度の展示再開に伴い世界で唯一「ヒメイトマキエイ」との同居展示に成功しましたので併せてお知らせいたします。
成長すると体の幅が3mになるイトマキエイの仲間。頭部には1対の頭鰭(とうき)があり、普段はくるりと巻いているため、2本の角のように見える。
ヒメイトマキエイに似るが、イトマキエイには尾部に棘があることや噴水孔の位置が胸鰭基部より上方にあることで区別できる。
イトマキエイとヒメイトマキエイは形態が類似するため識別が難しい種です。
当館では世界で唯一この2種を比較しながら観察できるようになりました。よく観察すると見た目や行動などの違いに気づくかもしれません。ぜひ違いを見つけに来てください。
沖縄美ら海水族館では、引き続き飼育を通してイトマキエイ類の生態解明に取り組んでまいります。
「黒潮の海」大水槽
1個体(オス) 体の幅:204㎝
※生物の状況により展示を終了することがあります。