お知らせ
2019年04月23日 展示情報
深海コーナーに珍魚、ウチワフグ登場!
沖縄美ら海水族館ではこのたび、実に6年ぶりとなる「ウチワフグ」の展示を開始しました。
≪ウチワフグ≫
学名:Triodon macropterus
インド~西太平洋の水深100~300mに生息するフグの仲間。水圧の変化に弱く、生きた状態で展示されることが極めて稀な深海生物ですが、地元の漁業者の協力により、6年ぶりの展示に成功しました。
フグの仲間というと、風船のように腹を丸く膨らませる種類が一般的ですが、本種は風船状ではなく“うちわ状”に腹膜を広げます。瞬時に腹膜を広げることで、体を大きく見せ、外敵から身を守っていると考えられています。
沖縄美ら海水族館「深海への旅個水槽」
2019年5月末まで(予定)
※生物の状況により展示を終了することがあります。
5個体、全長約20㎝
展示個体は、2019年2月に沖縄本島周辺の水深200m付近より、釣りで採集されたものです。
生きた姿が貴重なウチワフグ、しかも複数個体!が見られるのは沖縄美ら海水族館だけです。
ぜひこの機会にご覧ください。
運が良ければ、写真のように腹膜を広げた瞬間に出会えるかもしれませんよ!!