お知らせ
2019年10月06日 展示情報
この展示は終了しました
沖縄美ら海水族館では希少生物の繁殖・展示に取り組んでおります。
この度2019年6月22日生まれのカクレクマノミを展示開始しました。
≪カクレクマノミ≫
学名:Amphiprion ocellaris
体が特殊な粘液で覆われているクマノミの仲間は、触手に毒針を持つイソギンチャクと共生し、外敵から身を守ることで知られている。カクレクマノミは体の中央部に凸型の白色横帯を持つのが特徴で、浅いサンゴ礁域に生息する。
沖縄美ら海水族館 サンゴ礁への旅 個水槽「サンゴ礁の小さな生き物」コーナー
14個体 約2cm
2019年10月31日まで(予定)
※生物の状況により展示を終了することがあります。
沖縄美ら海水族館で飼育しているクマノミの仲間は、水温が暖かくなる初夏~秋にかけて産卵します。今回展示を開始したカクレクマノミは、繁殖用水槽で2019年6月15日に産卵し、7日後に約3㎜の大きさでふ化しました。生後10日ほどで成魚に見られる白色帯(バンド)が出現しました。イソギンチャクに隠れながら暮らす様子をぜひご覧ください。今後も、沖縄美ら海水族館では繁殖や飼育展示を通して、海洋生物の謎の生態について解き明かしていきたいと考えています。