お知らせ

2022年09月26日 展示情報

今だけ!コトクラゲの幼生から大人までの同時展示を開始!!

※幼生が無事に成長したため、同時展示は終了しました。
引き続き、成長したコトクラゲがご覧いただけます。

当館で飼育下繁殖に成功した深海生物「コトクラゲ」の「幼生」「子供」「大人」の同時展示を開始いたしました。
幼生から大人までの同時展示は当館初の試みとなり、また各成長ステージを同時に観察できるのは当館のみです。
成長に応じて変化していく生活様式や体の変化など、この機会にじっくりとご観察ください。

コトクラゲ
コトクラゲ

≪コトクラゲ≫
学名:Lyrocteis imperatoris

 サンゴや泥底などに付着して生活する、底生性の生物。有櫛(ゆうしつ)動物の仲間で、櫛(くし)状の触手を長く伸ばし、有機物やプランクトンなどを捕えて餌とする。体は非常にもろく、形状を維持したまま採集することが極めて難しいため、生きた姿が見られる機会は少ない。

 

  • コトクラゲ2

《幼生》
約53~80日間の幼生期のみ櫛板(しつばん)という遊泳器官を持ち、浮遊・遊泳生活を行う。

《子供》
底生生活に移行し、腕部が伸長する。生後80日ほどで色彩が変化し始め、白や赤など様々な色に変化する(親と同じ色彩になるとは限らない)。

《大人》
最大で全長292㎜に成長する。雌雄同体で、体内で幼生を保育し、およそ250個体の幼生を2ヵ月ほどかけて少しずつ放出する。飼育下での最長飼育日数は602日間。

展示場所

沖縄美ら海水族館「深海の小さな生き物」

展示期間

~2022年10月中旬まで(予定)
※幼生が無事に成長したため、同時展示は終了しました。引き続き、成長したコトクラゲがご覧いただけます。

関連記事

  • 美ら海水族館公式「美ら海アプリ」
  • 公式オンラインショップ
WEBチケット
ページのトップへ戻る