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2016年06月14日 展示情報

15年連続!「サンゴの海」水槽 6月13日「サンゴの放卵放精」確認!

平成28年6月13日、沖縄美ら海水族館「サンゴの海」水槽で、サンゴの放卵放精を確認しました。

15年連続!「サンゴの海」水槽 6月13日「サンゴの放卵放精」確認!
「サンゴの海」水槽での放卵放精の様子

サンゴの放卵放精
サンゴは卵と精子の入ったバンドルと呼ばれる「カプセル」を放出する。これが海面ではじけて交じり合うことで受精が行われる。沖縄では例年、5月~6月の大潮前後に確認されることが多い。

「サンゴの海」水槽での放卵放精
オープン以来、毎年確認されており今回で15回目(開館準備期間の2002年6月含む)。太陽光と自然海水を利用した水槽ならではの現象。

日時

平成28年6月13日(月)
20時頃~ ウスエダミドリイシ
22時頃~ コエダミドリイシ ムギノホミドリイシ 他
※それぞれ、約2時間にわたり放卵放精が確認されました。

場所

沖縄美ら海水族館「サンゴの海」水槽

  • 19時半頃、及び21時半頃、水族館スタッフがサンゴの放卵放精の準備を確認。その後、放卵放精がはじまりました。
    水族館で繁殖した4歳と5歳のウスエダミドリイシの産卵も確認できました。

    <水槽の様子>
    「バンドル」と呼ばれる直径約1mmのピンク色のカプセルが次々と放出され、ゆっくりと水槽いっぱいに広がりました。カプセルはゆらゆらとゆれながら上昇し、水面で卵と精子に分解、水槽上部はサンゴの卵特有の匂いに包まれました。
  • サンゴの「放卵放精」準備の様子
    サンゴの「放卵放精」準備の様子

当館では、今回の結果をサンゴの繁殖に関する研究材料として役立てていきたいと思っております。

このページに関するお問い合わせ先

沖縄美ら海水族館

TEL:0980-48-3748FAX:0980-48-4444

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