平成30年6月12日、沖縄美ら海水族館「サンゴの海」水槽で、サンゴの放卵放精(産卵)を確認しました。
「サンゴの放卵放精」様子の動画はコチラ
「サンゴの海」での放卵放精の様子
- サンゴの放卵放精
サンゴ(ミドリイシの仲間)は卵と精子の入ったバンドルと呼ばれる「カプセル」を放出し、そのカプセルが海面ではじけて交じり合うことで受精が行われる。沖縄では例年、5月~6月の大潮前後に確認されることが多い。
「サンゴの海」水槽での放卵放精
オープン以来、毎年確認されており今回で17回目(開館準備期間の2002年6月含む)。太陽光と自然海水を利用した当館ならではの現象。
日時
平成30年6月12日(火)
23時00分頃~24時00分頃 コエダミドリイシ、ハイスギミドリイシ他
場所
沖縄美ら海水族館「サンゴの海」
- 21時頃、水族館スタッフがサンゴの放卵放精の準備を確認。その後、ポリプの先端からは「バンドル」と呼ばれる直径約1mmのピンク色のカプセルが次々と放出されました。脂質の多いこのカプセルはゆっくりと水面に上昇し、水槽はピンク色のサンゴの卵で埋め尽くされました。
水族館で繁殖したミドリイシの仲間(6歳のサンゴ)の産卵も確認できました。
※放卵放精の様子を実際にご覧頂くことはできません
「放卵放精」準備の様子