お知らせ
2022年06月09日 展示情報
2022年6月8日、沖縄美ら島財団が管理運営する沖縄美ら海水族館の「サンゴの海」水槽で、サンゴの放卵放精(産卵)を確認しましたので、ご報告いたします。
【サンゴの放卵放精(産卵)】
サンゴ(ミドリイシの仲間)は、沖縄島近海では5~6月の満月付近に産卵が行われ、卵と精子の入った「バンドル」と呼ばれる直径約1mmのピンク色のカプセルを放出し、そのカプセルが海面ではじけて受精が行われます。
6月8日20時頃、飼育スタッフが水槽内の一部サンゴで産卵の始まりを確認、他のサンゴにも産卵の兆候があり、その2時間後には水槽内のほとんどのサンゴで産卵が始まりました。
水槽内ではサンゴからでたバンドルが次々に水面へと浮かび上がり、サンゴの生命の営みを感じることができました。
産まれた卵の一部は、館内で開催中の「サンゴ繁殖展」でご覧になれる他、水族館内の水槽で育てていきます。
2022年6月8日(水)20時頃、22時~23時頃
ウスエダミドリイシ、コエダミドリイシ、トゲスギミドリイシ他
沖縄美ら海水族館「サンゴの海」水槽
≪企画展「サンゴ繁殖展」 開催中≫
※詳細はHP「サンゴ繁殖展 ーサンゴを知ってサンゴを守るー」をご参照ください。