お知らせ

2023年05月01日 展示情報

2年連続で繁殖に成功!県指定天然記念物「クロイワトカゲモドキ」の赤ちゃんを琉球弧の水辺コーナーで展示中!

沖縄美ら海水族館ではこの度、県指定天然記念物「クロイワトカゲモドキ」の赤ちゃんの展示を開始しましたのでお知らせいたします。

クロイワトカゲモドキ
クロイワトカゲモドキ(幼体)
学名:Goniurosaurus kuroiwae kuroiwae
英名:Ryukyu ground gecko

  日本では沖縄本島とその周辺にのみ生息する原始的な地表性ヤモリの仲間。沖縄周辺諸島に5亜種、鹿児島県に近縁種が生息している。開発や違法採集、外来種の脅威などによって生息数が減少。現在、沖縄県の天然記念物や環境省の国内希少野生動植物種など様々な法律で保護されている。

 本種は、環境省の「認定希少種保全動植物園等」制度(当館は2022年4月11日認定)の対象にもなっている在来固有種で、捕獲・飼育が禁止されています。当館では本種の保全を目的とした飼育・繁殖研究を推進することで、2年連続で繁殖に成功し、生活史や繁殖生態等の新知見が得られています。

 只今、「琉球弧の水辺」では1.5歳と0.5歳の繁殖個体を同時に展示中です。世界でも繁殖した幼体を観察できるのは沖縄美ら海水族館だけ。今しか見ることのできない小さくかわいらしい姿をご覧ください。
 

  • 展示水槽の様子

  • 「クロイワトカゲモドキ」の赤ちゃん(0.5歳)

展示場所

水族館1階「琉球弧の水辺コーナー」

展示個体

2個体(2022年1月31日孵化1個体、2022年10月7日孵化 1個体)

展示期間

2023年4月29日(土)~
※生物の状況により予告なく展示を変更することがあります。

このページに関するお問い合わせ先

沖縄美ら海水族館

TEL:0980-48-3748FAX:0980-48-4444

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