ROV(無人潜水艇)で採集に成功 深海生物「カイロウドウケツ」「コトクラゲ」展示

2017年01月09日

沖縄美ら海水族館の深海コーナーにおいて、2016年12月24日より、ROVで採集した貴重な深海生物「マーシャルカイロウドウケツ」と「コトクラゲ」の展示を開始しました。

  • マーシャルカイロウドウケツ
     

    マーシャルカイロウドウケツ
    学名:Euplectella marshalli
    英名:Venus’flower basket

    ガラス繊維状の骨片で体を支えているカイメン動物で、潮流に流されないよう根状部で海底に固着しています。ドウケツエビのつがいが内部で一生を過ごすことから夫婦の固い契りの象徴とされ、またその美麗な姿から「ビーナスの花かご」とも呼ばれています。

  • コトクラゲ
     

    コトクラゲ
    学名:Lyrocteris imperatoris
    英名:Harp comb jelly

    学名の種小名は天皇の意味を持つ「imperatoris」で、昭和天皇が採集した個体に基づき新種記載されたことから名付けられています。有櫛動物(ゆうしつどうぶつ)の仲間で、サンゴの枝や岩、泥底などに付着し、流れてくる餌を櫛状の触手を長く伸ばして捕まえます。

展示場所

沖縄美ら海水族館「深海の小さな生き物」
※生物の状況により展示を終了することがあります。

このたび展示された個体は、恩納村沖の水深200m付近で無人潜水艇による生物採集作業中に発見しました。両種とも体が非常に脆いことから、形状を維持したまま採集することが極めて難しい生物ですが、無人潜水艇のロボットアームと吸引装置を用いて完全な状態での採集に成功しました。
当館では引き続き、沖縄近海において潜航調査を行い、希少な深海生物の飼育・展示を行います。

お問い合わせ

沖縄美ら海水族館 魚類チーム

TEL:0980-48-2742

FAX:0980-48-4399

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